お歳暮にも早割あります

超割、早割、いつでも割…航空券や携帯電話料金、あらゆるものに早期申し込みの割引があります。航空券の早割というのは早い時期に予約を取ることで飛行機の座席に対する見込みを立てやすくする狙いがあるわけで、携帯電話の割引については自社と契約件数を伸ばす狙いがあります。

そんな割引が、お歳暮にもあります。それは早期割引や早期特典と呼ばれるものです。百貨店やスーパーでお歳暮を早めに手配すると割引が受けられるのです。そもそも本来はお歳暮売り場のコーナーが特定の時期だけ混雑するのを分散するために始めたもので、西武百貨店が初めて行ったのだそうです。

西武百貨店というと東京や埼玉を本拠地とする関東の百貨店です。ですが、現在早期割引というのは関西でもっぱら実施されているサービスです。もちろん関東にも早期に申し込めば何らかの特典があるのですが、関西では具体的なパーセンテージ分だけ割引されるという点で異なります。

最近ではお歳暮商戦が早まっているという事情もあって、お歳暮の早期割引が2段階になる傾向にあります。例えば11月10日までに申し込めばスーパー早期割引となって15%引き、11月30日までなら早期割引として10%引きといった具合です。早ければ早いほど割引率が高くなるという仕組みです。

毎年贈っている相手なら少しでも安いほうがいいというわけで、このサービスは大変好評で、売り上げも順調に伸びているそうです。筆者も関西人ですが、何とも関西らしいサービスだと思います。

もっともこれには関東と関西においてお歳暮の文化が異なるということも理由にあるようです。別の項で申し上げたように、関東は関西よりもお歳暮を届けても良いとされる時期が早いため、自ずと申し込み時期が早まります。それに対して関西では12月13日以降でないとならないという慣習があるために、早期割引という制度を設けない限りは申し込みの時期がどうしても集中してしまうのでしょう。

いずれにしても、届いたお歳暮に早期割引で申し込んだと書いている訳ではないので、同じ贈るなら少しでもお得に、と考えるのは当然です。百貨店だけでなくスーパーやコンビニエンスストアを巻き込んだお歳暮商戦が過熱するにつれて、早期割引のサービスも全国的に拡大すると見られています。

また、金銭的な理由だけでなく、早い時期にお歳暮を選んで、手配をするというのは何かと忙しい年末の時間を節約するという意味でも意味のあることだと思います。

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