お歳暮といえば・・・

かつてはお歳暮をどこで買うのか、というと百貨店しか選択肢がありませんでした。現在ではスーパーやコンビニエンスストアもお中元・お歳暮商戦に参戦しており、必ずしも百貨店でなくても良くなりました。

それでも百貨店のお歳暮コーナーがオープンすると季節の風物詩のごとくニュースで報道されますし、毎年特設のお歳暮コーナーが盛況になる風景は変わりません。ここでは百貨店のお歳暮についてお話します。

 お歳暮と言えば百貨店。これは古くから私たちの頭にある強いイメージです。私が子供の頃、毎年シーズンになると両親に連れられて近くの百貨店までお歳暮の発注に行ったものです。毎年全くと言っていいほど同じ光景になるので、ある意味すごいなと子供ながらに思ったことを覚えています。

現在年配の方にとってはお中元やお歳暮は百貨店から届くのが当たり前だと思っていることが多く、実際に年配の方にお歳暮を贈る場合は無条件に百貨店が利用されています。

 百貨店のお歳暮とそうでないところからのお歳暮。どこで判別するのかと言いますと、それは包装紙と送り状です。百貨店には伝統的に使用されている包装紙があります。島屋ならバラ、他の百貨店でも包装紙には必ずロゴが入っています。お歳暮を受け取った人は、まずこの包装紙に目がいきます。そして、誰から届いたものなのかを見るために送り状を見ます。この両方で百貨店から送られたものであることが分かりますから、贈る人はこのために百貨店を利用していることになります。もちろん他の方法で送ることも出来ますし、そのほうが安いかも知れませんが、包装紙と送り状のブランド力に安心感を感じるのが私たち日本人なんですね。

お歳暮にはのし紙が付き物ですが、こののし紙にも百貨店のロゴや名前があしらわれていることがあります。例えば島屋ののし紙には全体的にバラ模様が印刷されており、ここでもさりげなく百貨店のお歳暮であることがアピールされます。

 百貨店というのはあらゆる小売店の中で最高峰を占めるお店です。値段は高くてもフルサービスで間違いのない商品しか置かないというのが百貨店のイメージです。現在日本各地で産地や原材料、賞味期限の偽装などが取沙汰されていますが、価格競争よりも品質で勝負する百貨店にとってはある意味無縁の騒動かも知れません。値段は高いが確かなものしか売っていない、そんな百貨店のブランド力がお歳暮などのご挨拶には最も威力があるのです。


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