お歳暮を選ぶ時の心得

 せっかくお歳暮を贈るのなら、少しでも喜ばれる物を選びたいのが人情です。本当にお世話になった方への感謝の気持ちを贈るのであればもちろんですし、そうでない場合(例えばお仕事を回して欲しいと思っている相手)の戦略的なお歳暮でも先方に喜んでもらって印象に残るようなものを贈りたいのは当たり前のことです。

 それではどんなものがお歳暮として一番喜ばれるのでしょうか。お歳暮の人気商品を見ているとその答えがありそうなので、お歳暮の売れ筋商品を見てみることにしましょう。

 お歳暮の商品と言えばまずどんなものを思いつきますか?ビールなどのお酒類、コーヒーや紅茶、海苔、かつお節、洋菓子、和菓子、缶詰、佃煮、漬物、タオル、洗剤・石鹸・入浴剤…こんなところでしょうか。
 
 ずばり、これらはどれもお歳暮の人気商品です。すでに社会人の方ならもらったことも贈ったこともあるかも知れませんし、そうでない未成年の方も親御さんにこんなものが届いた記憶はありませんでしょうか。
昔も今もこれらの商品は定番となっており、現在も変わることはありません。

 但しその中でも贈る相手によって適しているものとそうでないものがあります。まず、一番良くあるのがお酒を飲めない人にお酒を贈るケース。ビールセットは昔からお歳暮の定番商品で、ビールが好きな人にとっては非常に嬉しいお歳暮ですが、お酒を飲まない人にとっては無用の長物です。「私はお酒が飲めないのでお酒は贈らないで欲しい」と貰う側が言うのも厚かましいですし、やはりこれは贈る側がしっかりと相手の状況について把握しておく必要があります。これはワインや焼酎などについても同じです。

 お子さんが居るご家庭に贈るのでお菓子のセットやカルピスなどのジュースのセットを贈るというのも、一見すると配慮があるように見えますが、先方のご家庭がお子さんに甘いものを与えない方針だったら、逆に迷惑となってしまいます。最近よく見られるケースとして、お子さんに食物アレルギーがあって鶏肉や卵を食べられないのに卵をふんだんに使った洋菓子のセットが届いてしまうケース。これもせっかくの志が伝わりにくいばかりか、先方のお子さんが寂しい思いをしてしまうことにもなります。

 無用の長物であってもお歳暮が贈られるというのは嬉しいものです。ですがやはり印象に残る贈り物や本当に役立つ贈り物を、という工夫をすることは相手のことをしっかりと考えることでもあります。お歳暮に限らず、贈り物の本来の姿ですね。

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